urawa stray sheep
|
仕事でつかっている営業車で有楽町の街中を抜ける頃、突然頭に浮かんだのは「ホットケーキ食べたい」だった。
その後もずっ~と頭からホットケーキが離れない、それもホットケーキが2段になって、四角いバターがのっかって、メイプルシロップがタラ~リとしてるやつ、シンプルだけど定番、そんな映像が僕の頭の中から離れない! とりあえず、仕事はやらなきゃいけないわけで、何とか終わりにした後考えた! 「ところで、今どきホットケーキを出してくれるお店って、この近くにあったけ?」 どう考えても思い出せない・・・・??? 今日はなんとなく、家でホットケーキミックスを焼いて作るて気分でもなく、お店で食べたい! ・・・・・・ ・・・・・・思い出した! 浦和駅西口、降りて左側、UFJ銀行キャッシュディスペンサーの上、2階にある「喫茶エビスヤ」さん、入ったことはないけど一階の入り口のところに最近では珍しくなったショウケースの中にロウで出来た、食べ物の見本にホットケーキがあったのをかすかに覚えていた お店に入ると、中は20人ぐらいで一杯になりそうな昔ながらの、所謂、喫茶店 今回注文したのは、勿論「ホットケーキ」、それとメニューの中からチョッと気になった「ホットレモン」 ウ~ん 懐かしい~、懐かしい味だ ホットケーキもホットレモンも懐か美味しい味だ! このいかにも喫茶店という雰囲気もいい うん~ やばい、また来てしまいそうだ と、言う事で久しぶりのホットケーキ美味しかったです 祖父の話、僕の祖父はもう20年ぐらい前に亡くなってしまっているが、僕の家族では珍しくとても頭が良く、誰からも一目置かれる人であり、また、とてもお洒落な人だった そんな祖父の若い時の話だが、まだ世の中にホットケーキたるものがあまり知れ渡っていない頃、雑誌のなかの記事で見つけた「ホットケーキ」を出すお店というのが気になり、そのお店に食べにいったそうだ。 ただ若かりし頃の祖父は、ホットケーキの現物という物を見たことがなく、雑誌には写真は無かった為、どのようなものがホットケーキなのか知らずにお店に入ったそうだ お店に入りホットケーキを注文すると、初めにナイフとフォークがテーブルに置かれ、その後お皿の上にのった、綺麗な銀紙に包まれたバターが置かれた しかし、その後はいつまでたってもホットケーキらしきものを持ってくる気配がない。 さすがに、その銀紙に包まれたものがホットケーキだとは思わなかったらしいが、あまりにもいつまでたっても他のものが、運ばれてくる気配が無かったので、諦めてその銀紙に包まれたものを食べようとした時、お店の奥から湯気のたったホットケーキをウエイターが運んできたそうだ。 祖父は若い時、有楽町で働いていたらしい 僕は祖父ほど頭も良く無いし、人から一目置かれるタイプでもない、あんまりたいした人間ではない、でも何とか生きてるよ! 一つだけ似ているところがあるとしたら、あなたがホットケーキのお店を探した様に、僕も時々美味しそうなお店を探しているよ おじいちゃん、今もホットケーキは美味しいよ!
by u-straysheep
| 2005-12-14 19:30
| 浦和EAT
|
ファン申請 |
||