urawa stray sheep
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随分前の昔になる、現在ニューヨークヤンキースに所属する
ベースボールプレーヤー松井秀樹選手は 高校時代、夏の甲子園で3連続敬遠というの受けた事があり (スイマセンあんまり詳しくありませんw) 当時はスポーツ番組以外でもそれは取上げられ 敬遠を指示した対戦高校の監督は 高校生のスポーツとしてはあまりにも勝利至上的過ぎるとして 多少なりともバッシング受けていたように思う それが良いのか悪いのかは別としても 勝利に対して”徹底”している、若しくは”徹底”する、というところは 今のJリーグ&日本サッカーと比べたとしても、その質に違いを感じることが出来るし 何か僕は日本における野球とサッカー歴史の積み重ねの差をそこに感じてしまう 僕は以前からJリーグに対して「不思議だな」「変わっているな」と思う事がある それは日本人の適正、個性から生まれる物なのかもしれないが シーズン終盤になり降格圏内に入っているクラブであっても 比較的シーズン開幕時から目指していたであろう プレイスタイル、基本フォーメーションや戦術等を捨ててしまう事が少ないということだ イタリアやスペインはもとより、ドイツやフランスでも(多少イングランドが薄い気がする) ここ一番勝利を欲する時は、今までの戦術などは金繰り捨ててでも 相手の欠点、ウイークポイントをとことん突きまくり 美意識などは放棄して勝利や勝ち点1に対して”徹底”するが 現在のJリーグのクラブは終盤降格争いをしているクラブであっても それがアウェイゲームであったとしても、「なりふり構わず」の様な事はあまり見かけない 昨年の甲府などはその典型であり、大宮や広島もそのうちのように思う (大分が少し違うかも知れない) 適応力や対応力が足りないという部分もあるのかもしれないが それにしても全体的には欧州のそれのようにはならず 浦和がここ数年対戦した中でも、むしろチャンピオンシップにおける 岡田監督率いる横浜戦にそれを感じたくらいで Jリーグ全体それを感じることは稀有であるといえる 言い方を変えれば Jリーグ国内での試合においては 自分たちの戦術をかなぐり捨ててでも ”ウイークポイントを徹底的に突いてくる” ”相手の長所を徹底して消しにくる”といった対戦相手との試合は あまり経験できないということになるのかもしれない ”3バックと4バック” 欧州の強豪クラブでシーズン中ターンオーバーを採用しているクラブであっても デイフェンス陣を頻繁に入れ替えるような事はしないし ディフェンス陣には出来る限りにおいての安定を求めているように思う 簡単に言えば出来る限りどのようなタイプの対戦相手と戦ったとしても その陣形を出来る限り変更崩さずに安定した成果を挙げるようにする事 どのようなタイプの対戦相手に対してもディフェンスの平均値を保つということ そしてそれを比較的出来やすいフォーメーションが、勿論そのクラブにおける 人材を考慮する必要はあることは勿論ではあるが最善であると思われ 最も選択するべきディフェンス・スタイルであると思う 浦和レッズが国内、Jリーグのみで試合をするのであるのならば 3バック4バックに関わらず、さほど問題ではないと思う しかし、ACLを含め今後国外のクラブと対戦する時はどうだろう チャンピオンシップの横浜のような攻撃を 上海、シドニー、城南一和、中東のクラブ、、、 彼らが浦和のウイークポイントを研究し尽くして捨て身できた時 勝利のみを追求してきた時 現在のみでなく、今後の事も考え 国内のみでなく、国外の対戦をを見据えた時 今のままのディフェンスにおける平均値が維持できるのだろうか? 僕が上海、シドニー、城南の監督であり、どうしても負けたくないと考えたとしたら チャンピオンシップで横浜が示したやり方は、間違いなく常套手段と言えるだろう 国内外共にディフェンスの平均値を求める そんなことを一考するべき時期に来ているように思うのだが それも出来る限り前倒しで 現在所属する選手達が何を言おうとも
by u-straysheep
| 2008-03-18 21:05
| FOOTBALL
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