urawa stray sheep
|
雨の磐田戦、試合前完全に壊れたあの日の事を仲間と話した
僕にとっては高原のゴールに救われたゲームだった 闘莉王不在、これは今の浦和にとって物凄く大きく チームにとっての欠落点を間違いなく露にする それによって阿部が下がり細貝が埋めるが 阿部の持っている推進力を埋めているとは言えないし 今の細貝にそれを100%期待するのはまだ酷というものかもしれない これまた100%復調とは言えないながらも前にポンテがいることで 少なくとも以前に比べて安心と溜めを作ることは出来ているし 達也はいつものように浦和の攻撃力の源であるのであるから 今後の彼ら二人のコンビネーションの深まりには期待してしまうが、、、 前半は間違いなく磐田の方がボールが動いていたしそこに意図も見えた 運と言ってもさし障りのない程度の決定力が彼らにあったとしたら 結果は違うものなっていたかもしれない 後半になって彼らが手詰まり感を出したあたりから ただ単に試合は浦和に傾きだしたように思う 浦和の選手の中からは 「チームの方向性は間違っていない」と言う言葉を耳にする 正直僕にはそれが良く分からない 「今現在」間違っていないとしても その向こう側に浦和がステップアップしていく為のステージが 本当に待っているのであろうか? 「一選手」「一個」が入ると良くなり、いなくなるとそのまま、その分だけ悪くなる 団体スポーツとしての1+1=が3にも4にもなる、と言うよりも ただ単に選手「個」の分だけ+-となっているようにしか思えない 全てを差し引いたときに残るものが「0」では、、、 レッズマガジンの中の永井のインタビュー ”システムが他チームからすでに攻略されている” ”スタート時のシステム、後手を踏んでいる” ”個の力のみの限界” この磐田戦と言う事ではなく 一つの勝利に過剰に一喜一憂するのみではなく 何か今の浦和は後手を踏んでいる感が否めない 僕個人としては勝利とゴールを喜びながらも このまま、今年の決してレベルの高いとは言えないJリーグの中で ただ漫然と、この日の試合のように相手の墜落により勝利を収め 日々と一年をすごしてしまうことは 今後の浦和にとって本当に良い事なのかと考えてしまう 経験を積み重ねながらも代謝をしなければ 知らずのうちに衰えていくものも同時にあると思う 素直に喜べない自分が嫌だね でもこれは「浦和本来の力はこんなもんじゃねぇ~んだよ」 こんな気持ちからだ 追記 割れた鏡を繋ぎ合わせたとしても二度と元のようには映らない また無理に繋ぎ合わせること自体が幸せではないのかもしれない しかし、たとえ一時であろうとも共に何かを映し照らそうとした事 それは嘘じゃないし、時々誤解や間違いを犯したとしても 昨日今日と続く雨のように、僕個人はそれを特に心に留めることなく そこに怒りを持ち続けたりすることはない また誇りを証し、証さんとする気持ちは 「違い」であり全てが「間違い」ではないと思っている こればかりは時の流れの中で緩やかに、離れた場所であっても 僕は心から君の幸せを願う
by u-straysheep
| 2008-08-24 20:21
| ~向けて・展望&雑感
|
ファン申請 |
||