urawa stray sheep
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27節、1-2の敗戦となった横浜戦を終え
スタジアム内で仲間たちと少しばかりの雑談をし その後仲間たちと別れ、いつも車を止めてある民間駐車場に向かった。 あまり広いとは言えない道を一人で歩いていると 僕の前にも僕同様スタジアム帰りと思える4人の家族連れが歩いており その中の、小学校3~4年生ぐらいに見える男の子が父親に話し掛けるのが聞こえてきた。 「今年は我慢なんだよね~ 」 父親の返答は良く聞こえなかったけど それがレッズの試合に関する事だと言う事はすぐに分かったし 想像するところの、恐らくは浦和レッズ周辺の色々なところから聞こえる 「今年は土台、基本を作る、我慢する」という声?意見?が 父親から子供に伝わったのではないかと思えるものだった。 ほんの少しだけショックだった。 僕自身仲間と話をする時は、「今年は土台を作る、だから我慢も必要」なんて話をしているし 今年は本当にそういう時期だと思っている。 でもそれは、僕たちの様にある程度の自己基準があり自己判断の出来るサポ-ターの話 本来スタジアムで思いっきり楽しむべき子供の口から 「今年は我慢なんだよね~ 」なんて言葉が聞こえてくるなんて思わなかった。 ・・・・・ この男の子の言った「我慢」は実りあるもとなるのだろうか? 天皇杯、松本山雅戦からの帰りのバスの中、この男の子の事を思い出した。 福田正博の公式戦最後の試合となった02年の福岡戦 03年湘南、07年愛媛、そして先日の松本山雅戦と繰り返される天皇杯初戦での敗戦 2000年から考えても同じことを何度も繰り返している。 ちなみに02年福岡戦時にレッズに在籍していた選手で 先日の松本山雅戦に出場した選手は山岸、暢久、坪井、平川、堀之内、啓太、達也の計7名 「経験が無い」なんてことは口が裂けても言えない これだけ同じようなミスを繰り返しておいて 「気持ちを切り替える」とか「次に行く」とか「ポジティブに」とか 安易な気持ちで誤魔化していたら、また同じことを繰り返してしまう事必至 時間が過ぎれば・・・ 喉元過ぎれば・・・ あってはならない敗戦、絶対に負けてはいけない試合 胸に刻んでおかなければいけない敗戦 ましてこの時期、この状況で・・・ 「今年は我慢なんだよね~ 」 子供だけじゃないはずだ スタジアムに来ている沢山の人が”今年の我慢”をしている。 後は・・・選手たちの感受性の問題かも 追記 今日買ったエルゴラ真ん中の天皇杯特集 ”クラブ変革の絶好機”と題して古屋氏の記事が上げられている 「フィンケ監督と新しい浦和を作ろうととしていると選手たちもいるなかで 結果が得られないことへの怒りを監督のみに求めるのは安易である。 最終決定権を持つフロントはチームの為にプレイできない選手を しっかりと見極めなければならない。監督を取るのか、選手を取るのか。 昨季と同様にチーム作りにおける難題に直面している浦和は この”チャンス”クラブ変革の契機としなければならない」 一記者が”チャンス”と書く理由は?
by u-straysheep
| 2009-10-14 21:31
| URAWA REDS・・・
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