urawa stray sheep
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個人的な今年の雑感とまとめ
ほとんど箇条書きw 「土台作り」 僕自身も今年はテーマは「土台作り」だと思っていた。 ただし本当はプロのチームが、ましてリーグのTOPにいる様なクラブが ”土台作り”とか、それに伴う我慢なんて事を掲げること自体は 決して正しいことじゃないと言うことも理解の上で 何故このようなテーマを掲げ無ければいけなかったかといえば ここ数年目先の勝利に偏り過ぎて、その他の事を余りにも検証することを忘れ 積み重ねることを怠ってきた結果 本来土台作りは、毎年少しずつやらなければいけないもののはず フットボールにおける土台は、一度作れば10年も20年も何もせずに維持出来るものではないし 毎年毎年、継ぎ足し、補強し、修正しチームを維持し向上させるもの チーム運営の何割かは必ず毎年、「土台作り」に費やさなければいけない ここ数年それを怠ってきたツケがここにきて一気に出たように思える。 体重を上げ、フィジカルを上げ、技術、戦術の無さを隠す為 周囲の応援と勢いで殴り続けるかの様な試合を ファイト=戦う、などと誤魔化し続けるクラブにはなってほしくない (素人の喧嘩自慢が出場していた時代のUFCじゃないんだからw) 力のある個を集めるだけで打開し、内容はお構いなしのクラブにはなってほしくない それでは永遠に世界の高みは望めないだろうし、それでは距離は開くばかりだと思う 小さな井の中の蛙にしかなれないし、裸の王様でしかいられない しっかりとしたクラブとしての基礎を作らなくてはいけないと思うし 我慢、忍耐・・・ 戦わないというわけじゃない、戦わなくてはいけない しかしクラブにしっかりとした基礎、土台を作り、作り続けない限り 時間と共にそれは容易に崩壊してしまうと思う。 今年の土台作りが全て正しいのかは解らない部分もあるし、来季においての不安もある 少なくとも昨年よりは、その辺は意味のあるように思う・・ 思いたい 「新陳代謝」 これまで置き去りにされていたテーマが「新陳代謝」だと思う 個人的には、毎年2~3人補強し、2~3人放出する これ位がチームを長期にわたって強さ維持するのに必要な最低限度だと思う 心情的には、放出することに寂しさのある場合でも これにはスポーツとして各選手に自らの力で、レギュラーポジションを確保してもらい ACLを随時出場、獲得を狙うクラブであろうとするのなら サポーターとしても、この辺をシビアに見る目を持つべき時期に来ているように思う。 「フィンケ監督」 3バック~4バックへ ほぼ対極的ともいえる戦術変更 選手の高齢化、監督自身の初めての海外クラブ、選手補強の失策 前監督下のフィジカルトレーニング不足・・・ エクスキューズも出来なくはない ただし、あまりにも柔軟性がなく、選手交代采配にも理解に苦しむことがある 試合前のモティベーションを上げる工程にも能力を感じることはできず チームをまとめる事においても、結果を残したとは言い難い 自分のスタイルを示すことは悪くないが 周囲の相反する考えを持つ人間を過剰に排除するように思える。 それは独善的にも、権力欲に思える事もある 来季もフィンケ監督、続投行く事で決まっている様だし、継続的に様子を見ることも必要 現段階でそれが悪いとは思わないし、そこに現在異論はない だたし今季の7連敗も常に頭に入れておかなければならないし 戦術や競技における事以外にまで、浦和のあり方に過剰に口を出す様であるのなら 一線を引いて、NOと言わなければいけない事もあるのかもしれない フロントがそれを言えないのであるのならば、サポーターが言うべき時もあるのかも・・・ どちらにしても、やはり勝負師タイプには思えず、長くて3年を目安に考えるべきかもしれない 来季の選手獲得、チーム作りとその経過を客観的に確認しつつ ある程度の土台作りを終えて、伸びシロを感じなくなったら 次の選任をするべきかもしれない、いや常時しておくべきだと思う 盲信することも、過剰に批判的なることもなく ある意味、プロとしての付き合いをしっかりしなければいけないと思う あくまで浦和の為になっているのか?を考えるべき 「橋本社長・フロント」 最終節の挨拶を僕はシラーッと聞いていたが(湧きおこるブーイングには?だった)、 特に何も感じる事は出来なかった。 彼の社長としての任期はどのくらいなのだろうか? 所謂、定年退職前の「社長」という名を、貼り付ける為の天下り三菱人事等と聞く事も多く 短期で終わるのなら、ほとんど期待は持てない 現実的に巷から少しばかり聞こえてくる話は、やはり「三菱」と「浦和」は別物 ある意味「浦和」がお人よしに見えなくもない、間違いなく浦和の欠点は社長含みフロント力 サポーターの生命力、力強さが無くなれば、横浜Mの様になりかねないのでは? と危惧することもある。 「素人が口を挟むな」は正論だが、フロント自体が余りにも素人 Jリーグ開幕からの蓄積と成長が見えないのが厳しい ある意味フロントには、サポーターとしてではなく 「顧客」として突き付けるくらいでないと駄目なのかもしれない 別の話 以前、語る会について、会場での質疑応答をするべきと書いたら いくつかの方から、清尾さんと、社長のやり取りの方が理路整然としていて良い というような事をコメントをいただいた。 確かに理路整然という意味では、その通りだと思うが 個人的には、あれは何の価値もないものと思っている オフィシャルサイトやレッズマガジンででもやれば用が足りるのではないかと 数少ないあのような場でに、少しでも意味を持たせるのならば 外部から来た「浦和」というものをまるっきり解っていない人物に対しては 時に理論的な事以上に、出来れば手を握れ、目を合わせられるようなる様な距離で しっかりと言葉を交わす事はとても大事だと思う 秘書が作った原稿を、目で追いながら読み上げる政治家に何も感じないのと同様に 「サポーター」 今年は観客動員数が少ない日が多かった(実数にも表れている) ただし、スタジアム内が満員では見えないものが、よく見え これはこれで、面白くも価値のあるものと捉えている。 「スタジアムに来た人がサポーターで、こない人がサポーターではない」とは思わない むしろ逆の場合もあるのかも 満員のスタジアムでわけも判らず、走り続けるよりは 勝利の続かない、隙間の空いたスタジアムの中で、 一人一人が考え、楽しむサポーターであればよいのではと思った。 「闘莉王」 闘莉王と今の浦和の関係は、何故?いつから、このようになったのか? フィンケ監督が就任したから? それ以前から、クラブ&サポーターが過度に甘やかし?特別扱いし 闘莉王という一選手、一ディフェンダーの勘違いを助長した感もある また、そうなった一因には、あまりにも特定の選手に頼らざるを得ない クラブの方針設定にも要因があるように思える 浦和ほどの財力のあるクラブならば、クラブ・フロントと指導者監督が方針・方向性を定め その上での選手を選定獲得し、その方針に選手を従わせていくべきだと思うが (少なくとも欧州の優秀なクラブはその様に見える) これまでの浦和に関しては、方針設定が曖昧で、無闇に有名選手を他方から獲得し 方向性を示すことなく選手たちをピッチに立たせてきた様に思える そのクラブ内の混沌とし統制の無さ故に 今のクラブと闘莉王の様な、お互いの誰も幸せでない関係になってしまった様に思う。 ・・・ ただし、闘莉王は素晴らしい選手だが、変えの利かない選手かというと 僕はそうは思わない CBとCH役割を分担を明確にする事によって、今まで死んでいる部分の活性化あり得るし 継続的で組織的なディフェンスという部分は向上する可能性もあると思う。 パスを主体としコンパクトなフットボールをするのであるのならば 闘莉王を除いたとしても、チームは成立するはず また、来季はW杯年であることから、W杯に頭の行っている闘莉王より 良い補強に成功出来れば、その方が安定したディフェンスが出来る可能性もある 普通に考えても、闘莉王のいないチームが浦和より順位を上に5チームあるし しっかりディフェンス出来ている。言い訳にはならない ・・・・ 決して、僕は闘莉王をプレイスタイルを含め好きだったわけではなかったけど このような別れ方になってしまったことは、とても残念に思う このブログの中で彼を厳しく批判したこともあったけど 彼なりに浦和に愛情を持ち、それが思わぬ方向へ進んでしまったと ・・・ そう思いたい 他のクラブへ行っても、よいフットボールプレイヤーでいてほしい それが国外でも国内でも 一つ残念なのは・・・ 「フィンケ監督のサッカーは好きではないが、プロとしてピッチの上では、 監督の指示に従い、浦和のサッカーを全力作る」と闘莉王が言ってくれたら 闘莉王の目指す勝利(順位)も、フィンケの作るフットボール(質)も 今より、上だったように思う。 「新人」 今年、僕にとって一番印象に残っているシーンは 28節千葉戦、峻稀のゴール そして、その後のベンチ前での新人たちの抱擁 スポーツ選手に、ユース出身も、他クラブからの移籍組も関係ない ベテランも新人も、日本人であろうと外国籍であろうと関係ない ピッチの中が結果と実力が全て、それこそがスポーツとしての平等だと思う。 ・・・ ただどうしても新人選手の活躍というものは、一つのそれを超えて 心が躍る事がある 今年新人に対しての批判的なエントリーは、ほぼ書かなかった それは平等ではないかもしれないし、もしかしたら、それこそ上から目線で 彼らに対して失礼なことかもしれない・・・ そう思いつつも スタジアムのその活躍を期待し、注目していたのは、彼ら新人たち まだまだ、足りない部分はあるし、今後だって全て順調にいくとは限らない ただ、今年スタジアムに通う中で、彼らの存在は・・・ 本当に、救いであり、楽しみだった 来季は、少し厳しい目を持って、彼らのプレイを見て行きたい 特に、直樹、峻稀、元気、の3人に対しては・・・ いつものことながら 書き殴り的シーズン雑感 それでも来季は楽しそうな気がする(苦労や我慢も多そうだけど) 僕は馬鹿なので、ひどい試合をした後でも、いつもそう思って スタジアムへ向かってる 大丈夫、きっと浦和は大丈夫 来年いきなり強くなったりして・・・w いつまでも懲りないレッズサポだ
by u-straysheep
| 2009-12-12 21:53
| ~向けて・展望&雑感
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