urawa stray sheep
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これは2007シーズン雑感雑記
こんなブログでも続けていると良い事もある。 少しづつ書き留めていくことによって、シーズン当初に何を感じていたのか 要所要所とその節に何を考えていたのか、振り返って思い出しそれの正誤も判断がつく 今年はあまり振り返りたくもないシーズンの様な気もするし シーズン雑感を書くのが億劫の様な気もしたけれど、出来限り雑多にでも適当に・・・ 今年の失敗はいきなり今年から始まったものじゃない 「監督人事」 少なくとも今年の「テーマ」の一つともなってしまった監督人事 昨年2007シーズン、オジェックの就任の際は「浦和の匂いを知っている」という、フットボール・スポーツとはあまりにかけ離れた行く先のビジョンがあまりにも見えないところからスタートし、今季に入っての2節目での監督解任ゲルト就任、コメントは「誠意をもって2年契約」・・・ ここを見てもまるっきりクラブにチームコンセプト・ビジョンがあるとは思えない、シーズン通して、結局これに苦しめられることとなる。監督交代の際も”何が”理由で交代となったのかスポーツ的理由はよく分からず、「選手が踊らない・・・」という、本質的には本当は?何?? ここの理由ははっきりさせた方が今後の為になるのではないかと今でも思う。これは誤魔化してはいけないのでは。 ギド、オジェック、ゲルト、そして来季はフィンケ・・・ ドイツ人ばかり、ドイツ国内でも戦術やシステム起用等においてヨーロッパで後れをとっていると論争の起きているドイツ、ドイツ人ばかりなのは何故??「良い選手はブラジルから生まれ、良い監督はオランダから生まれる」そこまでは言わないけど・・・ コネクションが無い・・・ ただし09年今回は監督経験者でよかった。個人的にはギド、オジェック、ゲルト3人共???、イチローがWCBの監督人事の際、他に色々な理由があるのかもしれないが「現役で最高の監督」という言葉を使った。今の浦和がそこまでは言えないかもしれないけど経験と実績それを考慮するの必要かと 「フロント」 「フットボールクラブは「フロント」の能力によって決まる」。どこかで聞いたような気がするが、今季の浦和を見る限りにおいては正にその通り。各所に対してビジョンを持たないフロントは迷走を止めることすらできない、それどころか寧ろ無暗に混乱を招くばかり、これは浦和に関わらずJリーグ内に良いTOP良いGM等が皆無見当たらない。今回の藤口社長、中村強化部長、解雇する事は簡単だけれども後続するものが??見つからない。この部分サポーターは良く考え憶えておき今後の行為言動行動に移していくべきかと、少なくととも社長は勿論のことクラブ事態にTOPの人材に残すべき蓄積を蓄えていかないと、今後も同様の事態があり得るのではないかと思う。天皇杯・愛媛戦後、駒場正面玄関前にて直接話す機会があり、その際の印象は、まずビジョン・主体性を感じない、よって言葉に説得力が無く、話の中で感じるにおいては勉強不足?研究不足?なのだろうか・・・ 正直素人と話しているような感触すら覚えた。ちなみに「ドイツ以外にパイプはないのか?」と聞いたところ、無言、その表情からは「無し」としか受取れなかった。藤口さんは判りやすい人・・・ 今後話す機会のある人は直球勝負が良いかと・・・ 「サポート」 駒場から埼スタにほぼ移り随分と経った。個人的にはサポートスタイルを一考するべき時期に来ているように思う。一つのサポートスタイルを周知する時期は終わり、次のスタイルを模索する時期に来ているのではないかと思う。ちなみに今年から浦和に行った友人は「北朝鮮みたい!」とのこと、僕もそう思う。一体感とは別物じゃない? どこかサポーターの総意のようなものが時に浦和を動かすのは事実、ならば浦和はサポの意志、志をを高く保たなければいけない、いつまでも生まれたばかりのリーグでもチームでも無い、「プロフェッショナルである」という事それは心技体全てにおいて、今またはこれから未来においてそこに低いハードルを与えることはサポートにはならない時期に来ていると思う。今もう一度スポーツとして浦和レッズを見直す、直視する。そんな時期では? 同好会でも、アマチィアでも、生まれたばかりのクラブでも無い、真のプロフェッショナルチームに一皮剥けるべき時期に来ているのでは? 「コールリーダー」 少しばかりのチャントとの選択やその方法に不満が無いわけではないが、すぐれたリーダーである事は事実だと思うし、誰でもが代わりが務まるものでも無いと思う。しかし、今は彼の周囲、周辺も含めて、彼に頼りにしているというよりも、”依存している”と言った方が正確だと思う。浦和として言えば、ピッチの上同様に”個の力に偏り過ぎている”と言った感がある。キツイ言い方かもしないが、シーズン中2か月位突然彼が姿をくらましたら、今のゴール裏はどのようになるのか見てみたい気もす。あまりにも一人の人物に依存し過ぎているのは事実だと思うし、それが良い事だとは到底思えない。 「勝てば良い、勝っているから良い」 昨年から良く耳にする事のある言葉だった。正直僕の一番嫌いな言葉、僕には理解できない言葉。内容というよりも、プロセス過程行程の無い勝利というものは、フットボールにおいて、たとえばオウンゴールでも、レフェリーのミスジャッジでも相手の失策でも、勝てば良し、とするもの、勿論フットボールスポーツは勝利を目的とする事は当然、プロであるのなら尚更だ、しかしそこにプロセスを踏まないものに未来はないと思う。サポーターの意志を強く受ける浦和においてはそれは、”目先の勝利””刹那的な一勝”となりかねない、そしてチーム・クラブにそれを良しとむやみに容認することに繋がりかねない、ここ数年、安易に使われた「勝てば良い、勝っているから良い」というこの言葉、そんな負の蓄積、今年の失敗に大きく関わっていると思う。無関係じゃない。 「ユース」 今年唯一のスタジアムで感じた喜びであり、希望かもしれない、高円宮杯決勝で見る事の出来た個人組織の融合したプレイは例えユースといえども圧巻だった。彼らはこのまま健やかに成長していくのだろうか?そしてその後続は? 今年よく聞かれたのはTOPの試合よりもユース、JRユースの試合のほうが面白い・・・ 本末転倒だが本当に未来へ繋げてもらいたい。それにしても本当に彼らがTOPのピッチに立ち躍動する日が待ちどうしい、考えただけでワクワクする。 「阿部勇樹」 個人的には今季のMVP、彼”阿部勇樹”が僕たちレッズサポが選手に望んでいる形と同様の”浦和の誇り”や”浦和に対する愛情”を持っているかは解らないし。ジェフと浦和のどちらかに思い入れがあるのかだって解らない、しかしそんな事を全く考える必要のないくらいピッチの上の彼”阿部勇樹”間違いなくどんな時もプロフェッショナルであり、もしくはあろうとする姿を見せてくれたと思っている。少なくとも僕にとっては結果の如何に関わらず常にこんな姿勢を示してくれる彼には感謝している。移籍の噂が聞こえてくることもあるが彼の努力の分の幸せをいつどこにいても心から願う。 「タイトル」 もし浦和がやるべき努力をしているのであるのならば、僕は間違いなく浦和はしっかりとタイトルを取れると思う。でももし浦和が努力を怠るのであるのならば、鹿島や大阪にその努力が怠るのであるのならば、鹿島や大阪が優勝するべきだと思う。それが正しい姿だと思っている。難しい事ではない、他クラブ以上の努力をすれば良いだけ、努力した分だけの栄光を掴めば良いと思う。今の浦和より、明日良い浦和の積み重ねがタイトル奪取だと思う。 昨年2007シーズンは初のACL参戦という事もあって、シーズン中ブログを書く上でも、出来る限りネガティブなことは書かないように抑えて書いていた。すると友人の一人から「本音で書いてないでしょ!」と図星を付かれる事となったw。正直言えば見て見ぬフリをして誤魔化して書いていた・・・ 今思えばそれが浦和の為になるとは思えない、今年ブログを書くにおいては、良い事でも悪い事でも、自分が思い感じた事を正直にテーブルの上に乗せよう。そしてその上のものを正面から逃げることなく見つめ考えようと思った。見ざる言わざる聞かざるとならないように、、臭いものには蓋をする、ことなく・・・ 正直、目を伏せたくなる様なこのようなシーズンとなり、途中厳しいコメントを頂く事も多く、結構凹んだりもしたw、逆に言うと良くないシーズンで辞めたくないと思って、ほとんど意地になって負けないよって感じでエントリーしていた。 来季はどのようなシーズンになるのだろうか?フィンケ監督就任や移籍、獲得の話も少しずつ聞こえてくる。前半は厳しいかもしれないけど、後半はきっちり帳尻を合わせてくれると信じている。来季はスタジアムに向かう仲間がワクワクし、家路につくときに満足、納得する、そんな来季であってほしい。 今年の失敗から逃げることなく、それらをクラブも選手もサポも糧として来季に挑みたい。 2008シーズン 雑感、雑記 大まかに・・・ 思ったまんま
by u-straysheep
| 2008-12-14 22:06
| ~向けて・展望&雑感
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